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2015年11月2日

「最強後楽園」角海老陣二者惜敗、MVPに有川

2日、東京・後楽園ホールで日本タイトル挑戦権&賞金争奪戦「最強後楽園ミリオンマッチ」が開催され、4階級8選手が熱い戦いを繰り広げた。勝利者は来年のチャンピオンカーニバル出場権を手にするとともに、MVPに100万円、技能賞、敢闘賞にはそれぞれ10万円が授与される。
角海老ジムからはフライ級に阪下優友、ライト級に杉崎由夜の二選手が参戦した。阪下は元日本ライトフライ級王者黒田雅之(川崎新田)と、杉崎は元日本・東洋ライト級王者荒川仁人(ワタナベ)と対戦。ベテランの強敵に果敢に食い下がったが両者とも3-0の判定に退けられ、タイトル再挑戦は見送りとなった。
なおMVPには15連続KO勝ちという日本タイ記録を持つ元日本・東洋王者渡部あきのりとのシーソーゲームを6ラウンドTKOで制した有川俊男(川島)が、敢闘賞に益田健太郎(新日本木村)、技能賞に荒川仁人(ワタナベ)がそれぞれ選出されている。

◇フライ級8R
×阪下優友vs黒田雅之〇
【判定0-3(77-76×2,78-74)】

王座再挑戦を狙う日本ランク3位阪下vs二回級制覇に王手をかけたい日本ランク2位黒田の戦い。
序盤は脚を使ってジャブを打ちながらサークリングする阪下を黒田が追うという展開に。スピードのある阪下に対し黒田はタイミングよく踏み込みながらの右オーバーハンド、鋭い左アッパー、左フックなど的確にパンチを決め先手を取る。
流れを変えたい阪下は第4ラウンドに入るとギアチェンジ。距離を詰めインファイトを仕掛ける。阪下がワンツーからボディーで攻めると、黒田も左右ボディー、左フックを返すなど、頭がつく距離で互いに譲らぬ攻防を見せた。
後半は五分の打ち合いでラウンドを消化。最終ラウンドはこれまでの勢いのまま前に出る阪下に対し黒田は脚を使い距離を作る。だがラウンド終盤には互いに力を振り絞った打ち合いになり勝負は判定に委ねられた。
ジャッジは3者ともに黒田を支持。阪下は序盤の劣勢を後半で盛り返そうとしたがあと一歩及ばなかった。
来年のチャンピオンカーニバル出場を決めた黒田は33戦24勝(14KO)6敗3分。阪下は21戦13勝(8KO)6敗2分。


◇ライト級8R
×杉崎由夜vs荒川仁人〇
【判定0-3(76-78,75-78,73-79)】

互いにジャブを突き探り合う中、杉崎が単発ながら右ストレートを数発ヒットさせ好調な滑り出しを見せる。
しかし第3ラウンド序盤、サウスポー荒川が左ストレートを好打。一瞬動きの止まった杉崎はパンチを返し食い下がるも、ラウンド終盤にも左ストレートを被弾し流れは荒川へ。
だが杉崎は意地を見せる。第4ラウンド30秒、左フックで荒川をぐらつかせると右ストレートも決めそこから連打で攻勢をかけた。しかしこれまで数々の修羅場をくぐり抜けてきた荒川の経験は伊達ではなく、ジャブを効果的に使い立て直すと左ストレートをクリーンヒット。簡単に流れを渡さない。
後半に入ると展開はさらに加熱。杉崎の右と荒川の左、互いの強打が交錯するスリリングな展開となった。
だがラウンドを重ねる毎に杉崎の消耗は色濃く、流れは再び荒川に傾く。
大振りが増える杉崎に対し荒川はシャープに連打を決めポイントアウト。最終ラウンドは持てる力を振り絞り果敢に攻める杉崎だったが荒川は冷静にディフェンスし決定打を許さなかった。
結果はジャッジ3者ともに荒川を支持。元王者が返り咲きのチャンスを掴んだ。
最後までスタイルを崩さず貫録を見せた荒川はこれで33戦26勝(16KO)6敗1分。杉崎は32戦20勝(6KO)11敗1分。


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