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2016年1月16日

2016年初興行は角海老陣5勝(4KO)1敗、岡田博喜は王座統一に成功(前編)

16日、後楽園ホールにて帝拳プロモーション、角海老宝石ボクシングジム主催興行第545回ダイナミックグローブが行われ、6組12選手が火花を散らした。
メインイベント日本S・ライト級王座統一戦では正規チャンピオン岡田博喜(角海老宝石)と暫定チャンピオン中澤将信(帝拳)が対戦。岡田が華麗な左で暫定王者を寄せ付けず3ラウンドTKO勝ちにより王座統一とともに3度目の防衛に成功している。
角海老陣は今回5勝(4KO)1敗と勝ち越しに成功。2016年は好調な滑り出しだ。
なお、今回は後楽園ホール2016年ボクシング初興行。開場の前に一年の安全を願うご祈祷が行われ、祝い酒が振る舞われた。

◇メインイベント日本S・ライト級王座統一戦10R
〇岡田博喜(角海老宝石)vs中澤将信(帝拳)×
【TKO3R(0:58)】

右拳の骨折により約10か月ぶりのリングとなった岡田だが、その間徹底的に強化を図ってきた左が立ち上がりから冴え渡った。
身長で5cm上回る中澤に対し、ノーモーションでシャープなジャブがことごとくヒットする。
先手を取った岡田は更に左ボディーフックから左フック、アッパーと多彩な左から右ストレートへつなげ流れを掴むと、ガードを固める中澤に隙間から左アッパー3連打を決め、第2ラウンド中盤には右カウンターで中澤をぐらつかせた。流れを変えたい中澤は強引に距離を詰め右ボディーフックを叩き込むが単発に終わり後が続かない。
第3ラウンド。開始早々岡田が強烈なワンツーを決め中澤をダウン寸前まで追い詰める。意地でダウンを拒み岡田をロープへ押し返した中澤は負けじと連打を繰り出すが岡田のボディーワークにクリーンヒットを許してもらえない。一方岡田は攻撃の手を緩めることなく決めにかかる。第3ラウンド1分に差し掛かろうとする頃、岡田が左アッパーで中澤をのけぞらせ、そこに連打を浴びせたところで中澤のセコンドからタオルが投入された。
拳の怪我を乗り越え新たな武器を得た岡田が劇的なTKO勝利で戦績を11勝(9KO)無敗に伸ばし王座統一に成功。見せ場を作れなかった中澤は21戦18勝(7KO)2敗1分。


◇セミファイナル ミドル級8R
〇福本祥馬(角海老宝石)vs秋山泰幸(ヨネクラ)×
【判定2-1(78-74,77-75,75-77)】

日本と東洋の両ランキングに名を連ねる2者の対戦。アマチュア6冠を誇る福本は角海老ジム移籍初戦、秋山は昨年8月に挑んだ日本・東洋タイトルマッチからの再起戦と互いに重要な意味を持つ一戦だ。
開始早々福本が鋭いジャブで先手を取る。しかし秋山は怯まず強引に距離を詰めガードの上から力強い左右フックを叩き込む。福本の反応は良く、ガードが追いついてはいたものの秋山の勢いに押され見栄えが悪い。流れを変えたい福本は第4ラウンドに入ると足を使い始める。秋山が入ってきたところをステップで距離を保ち打ち終わりに右。ラウンド中盤には4連打を決め秋山をロープまで下がらせた。
後半に入ると秋山は更にプレッシャーを強め前に出る。福本も左ボディーストレートや、秋山の右の打ち終わりに右を合わせるなど見せ場を作るが、距離が近すぎるあまり抱き合う場面が多くなる。ラウンドを重ねるごとにクリンチは多くなりジャッジ泣かせの展開に。最終8ラウンド、秋山の踏み込み際に福本が右のカウンターを決めあわやダウンかという所だったが秋山は何とか最後まで踏みとどまった。
クリーンヒットでは福本、全体的な勢いでは秋山と見方の分かれるところだがジャッジ2者が福本を支持した。
ランカー対決を制し今年の目標であるタイトル挑戦へ一歩近づいた福本はこれで9戦8勝(6KO)1敗。秋山は17戦10勝(8KO)6敗1分。


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