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2016年5月2日

岡田、宿敵・麻生を7回TKOで下す

 4月19日の角海老ボクシングのメインイベントとなったのは日本Sライト級王者・岡田博喜(角海老宝石)の4度目の防衛戦。14年7月の初防衛戦で激闘の末に岡田が僅差の判定で下した元角海老の同門で、同級1位の麻生興一(三迫)を再び挑戦者に迎えた注目のリマッチとなった。

 前回は接戦だった麻生に対して岡田がどういうボクシングで迎え撃つのか。チャンピオンとしての成長が問われる試合となった。

 序盤、前回同様に徹底して前に出て距離を潰し、接近戦に持ち込もうとする挑戦者・麻生に対して、岡田はスピードの乗ったジャブを軸に圧倒的な手数を繰り出し、回転と反応の速度、足を使いながら麻生のプレスを効かせない。接近戦に対しても左のショートアッパーを効果的に使うなど、岡田のペースで試合は進んでいった。

 岡田のヒッティングにより麻生が2回に左目上、3回に右目上をカット。それでも麻生は中盤以降、持ち前の粘り強さとガッツを見せて猪突猛進のスタイルを崩さず、岡田に食らいついた。岡田は中盤に入り、少しペースが落ちてきたのか、ロープ際に攻め切られることも何度かあったが打ち合うところは打ち合い、麻生に1発貰えば2発返す。真っ向勝負には長い時間は付き合わず、足を使って捌く場面も見せた。そして迎えた7回、麻生の傷が悪化、出血が止まらずにドクターストップとなった。

 結果は岡田の7回負傷TKO勝利となり、明確なKO勝利とはならなかったが、これで岡田の戦績は12戦10KOと無敗をキープ。初戦よりも試合巧者ぶりを発揮し、「成長の証明」という周囲からの期待にも一定の形で応えることができた。一方、対戦相手の麻生も最後まで心が折れることはなく、怪我による敗戦は不本意だっただろうが、持ち前のファイティングスピリットを発揮し、存在感を示した。敵ながらあっぱれ、である。
 


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