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2016年8月9日

岡田「やりにくかった」 負傷判定でV5

 7月25日の「角海老ボクシング」で行われた日本Sライト級王者・岡田博喜の5度目の防衛戦は、挑戦者の同級3位、青木クリスチャーノ(駿河)の荒々しい変則的なボクシングに手こずる乱戦となった。試合は9回、バッティングで青木が額を大きく切って負傷判定となり、岡田が3-0の判定で勝利、防衛に成功した。

 挑戦者の青木が立ち上がりから積極的に仕掛けた。姿勢が低く、頭を振りながら中に入ってくる青木に対してジャブでリズムを掴むことができない岡田は先手を取られた形。序盤は素人の喧嘩のように、がむしゃらな攻撃を武器とする青木の攻略に苦慮し、被弾もした岡田だったが、3回以降は青木を見切った様子で、ジャブから上下へ攻撃を打ち分けるなどペースを掌握。それでも頭の低い青木とのバッティングが多く、岡田の持ち味であるはずのスピードとキレをいつもほど発揮することができない。

 さらに初回に右拳を痛めていたと言う岡田は、終盤ではついに左一本での戦いを強いられた。それでもなんとかポイントはキープしつつも、手数が途切れない青木のラフファイトに安定感ある岡田らしさを最後まで封じられてしまった。結局、9回にバッティングによる青木の額の傷が原因でレフリーが試合をストップし、岡田が3、4ポイント差で判定勝利した。

 4連続KO防衛は逃したものの13戦全勝(10KO)で無敗をキープした岡田だったが、試合後はなんとも不満気な表情。日本王座の返上も視野に入れていたが、この場で明言はせずに、控え室では「やりにくかった。もっとうまくやれたはず。自分にがっかり」と反省しきり。以前にも痛めている右拳が終盤使えなかったことも明らかになり、ひとまず治療と休養に専念し、次戦に向けてしっかり仕切り直してもらいたいところだ。 


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