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2016年12月13日

土屋修平、タイトル初挑戦に「今が一番強い」

 12月19日、いよいよ日本ライト級1位の土屋修平が日本タイトルに初挑戦する。デビューから12連続KOでプロキャリアを爆進し、そのまま一気にタイトルへ、と誰もが思ったかつてのゴールデンボーイはその後、連敗して挫折を経験。そこから再起の道のりを歩むこと3年半、念願の舞台にようやくたどり着いた。それだけにベルトを渇望する思いは誰よりも強く、土屋は「酸いも甘いも経験した今が一番強い」と語る。

――タイトル挑戦がついに決まりました。まずは現在の心境を。
「やっと来たかと(笑)」

――デビューから7年半、25戦目で初のタイトル挑戦です。
「本当に長かったです。23歳でプロ入りして今年で30歳になりましたから。これだけ待たされた分、絶対自分が勝ってチャンピオンになる自信はあります」

――デビューから12連続KO勝利、全日本新人王MVPも獲って、このまま一気にベルトを獲ってしまう勢いでスターダムを駆け上がりましたが、13戦目以降は3年半で11戦7勝4敗、連敗も経験し、再起を経てのタイトル挑戦です。
「ボクシングは勝ち、負けを繰り返して、それでも価値を下げない戦いを魅せるということも魅力だと思うし、もうこっちは酸いも甘いも経験しましたから。それまでは勢いだけで倒すだけのボクシングでしたけど、今は当時とは考え方もだいぶ変わって、今までどれだけ自分がボクシングを学んでこなかったかを痛感してますね。倒すだけじゃなく、勝つために徹する戦い方も覚え、引き出しも増えたし、逆に今が一番強い自信があります。そういう状態でタイトルに挑戦することができてかえって良かった。試合が終わってそう思えるように、しっかり結果を出したいと思います」

――本来は来年前半をめどに指名挑戦する予定だった前チャンピオンの荒川選手が11月10日に王座を返上し、今回の決定戦は唐突に決まった印象がありますが、準備などに問題はないですか?
「全く問題ないです。どのみち近いだろうと思ってたんで、いつ来てもいいように練習はしてるし、スイッチはずっと入ってます。むしろ早ければ早いほどいいと思ってたんで、年内に試合が決まって嬉しいですね。やっぱり年末年始は遊びたいじゃないですか(笑)。チャンピオンになって新年を迎えれば気分も良いし、ベルトを獲ってこの1年を締めくくれたら最高です」

――決定戦の相手、野口選手の印象は?
「これまであまり聞いたことがない選手なんですが、タイトル挑戦の舞台に上がってくるだけの力はあるんでしょう。スイッチをしたり、出入りも多く、変則的な戦い方が特徴的で、引き分けを一つ挟んで8連勝してるらしいんで。勢いもあるし、当然向こうもチャンスだと思って来るだろうし、気を引き締めて、注意して戦いたいと思います。でも、いくら8連勝と言っても自分とは戦ってきてる相手が違うし、その辺は力の差をはっきり見せつけたいです」

――試合に向けて課題は?またどういう試合内容に?
「課題はディフェンスですね。攻撃はやればできるんで。何もさせないで倒すのが理想です。タイプが違う相手ですけど、噛み合わなくても噛み合わせるのが技だし、自分も進化して色々できるってところも見せつつ、最後は倒して勝ちたいですね」

――それでは最後に意気込みを。
「2年くらい前から本気でタイトルを獲りたいって思い始めて、こんなに時間がかかるとは思わなかったし、何回か腐りそうになった時期もありましたけど、やっと自分にもチャンスが回ってきました。ベルトを獲る気持ちでも、試合でも勝つのは自分です。周りからは、『30過ぎると人生楽しい』って聞いてるんで、ここでベルトを獲って、来年は自分の人生にとってボクシングバブルの時代が来ると思うんで、期待していて下さい!」


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