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2017年1月17日

土屋、念願の日本王者に

 今年もまた新しい1年が始まったが、昨年末を振り返ってみれば、12月は角海老勢大活躍の1カ月となった。19日に土屋修平がデビューから7年半、念願の日本ライト級王座を獲得。そして大晦日には、IBF世界Sバンタム級に挑戦した小國以戴が、大方の予想を覆して強豪王者のジョナサン・グスマン(ドミニカ共和国)を見事判定で下し、世界制覇を成し遂げる大いなる快挙で1年を最高の形で締めくくった。

 小國の世界戦に先立つ19日、日本ライト級1位の土屋修平が、空位の日本王座を同級2位の野口将志(船橋ドラゴン)と争った。「拳を合わせた瞬間、行けると思った」と振り返った土屋。スイッチを駆使し、ノーモーションのジャブなど変則的な戦い方で仕掛けてくる野口に対して、距離を測るようにジャブを突きながら左フック、右ストレートを合わせていく。

 土屋の初回は若干動きが硬く大ぶりが目立ったが、2回に入ると体がほぐれ、パンチの軌道もコンパクトに。野口も近距離から得意のアッパーを放つなど応戦するが、土屋がカウンターの右を立て続けにヒット。さらに打ち合いになった終盤、右のストレートが野口を捉えてダウンを奪う。

 3回、ダメージが残る野口に対して、土屋は攻撃のペースを上げて仕留めにかかる。最後は右ストレートから返しの左フックが命中、野口は前がかりになってマットに突っ伏してカウントアウト。土屋はコーナーポストに上がり雄叫びを上げて喜びを爆発させた。

 3回KO勝利という完璧な形で念願のベルトを腰に巻いた勝利者インタビューでは「本当に嬉しい。2~3年で獲れるかと思ったらデビューから7年半、長かった」と感極まって涙を流した。土屋はライト級でデビュー後、12連続KO勝利を記録し、2010年の全日本新人王MVPにも輝くなど、スター候補として注目されたが、タイトル挑戦のチャンスはこれまで回ってこなかった。連勝が14でストップした後は連敗も喫し苦渋も舐めたが、26戦目、30歳での初戴冠に「何度もやめようとも思ったが、ファン、家族、トレーナーやジムのスタッフ、たくさんの人が支えてくれたおかげ」などと感謝の言葉を述べた。


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