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2017年1月23日

藤本がアジア人初のヘビー級で東洋王者に

 日本ヘビー級王者の藤本京太郎が14日、アジア人初のOPBF東洋太平洋ヘビー級王者となり、2冠を達成した。同級1位の藤本はこの日、後楽園ホールで同2位のウィリー・ナッシオ(豪)との現在空位の王座決定戦を戦い、12回フルラウンドを戦った末、3-0の判定で勝利した。2012年大晦日で同王座に挑戦したが、当時の王者、ソロモン・ハウモノ(豪)に5回TKO負けで初黒星を喫し、2度目の挑戦で悲願のベルトを腰に巻いた。

 序盤、約16キロの体重差という体格で大きく上回るナッシオが、迫力あるパンチを振り回すと場内はどよめいたが、藤本は持ち前の機動力を活かして対処。そして2回には襲いかかるナッシオをカウンターの右で捉えて早々とダウンを奪う。

 中盤に入ってもナッシオは距離を詰めて行くが、藤本はリングを広く使って捕まえさせず、要所で右のクロスなどを打ち込んだ。ナッシオの攻撃局面でも決定打は許さず、最後まで集中力を切らさず冷静に、終始試合の主導権を握った。判定は118-109、116-111、116-112と最大9ポイント差の完勝。

 4年ぶりに挑んだ2度目の東洋挑戦を見事成功させた藤本は「ここまで来ることができて幸せ。アジア人としてヘビー級に風穴を開けられた。僕みたいな人間でもやれるんだというのを見せられた」と興奮気味に語った。これでアジア最強のヘビー級ボクサーとなった藤本、今年は東洋王者として新たな目標が見えてくるはず。年末年始返上で試合準備に費やしてきただけに、まずは遅れてきた正月気分を思う存分に味わって、新しい1年に向けて始動してほしい。


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