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2017年3月27日

亀田知毅が3年ぶりに国内復帰、IBF6位に大差判定勝利

 これまで米国、メキシコを拠点に活動していた元WBO世界バンタム級王者で、WBA世界Sバンタム級4位の亀田和毅(25=協栄)が10日、3年3カ月ぶりに日本のリングに登場。IBF世界同級6位のマイク・タワッチャイ(タイ)と対戦し、10回3-0の大差判定で勝利した。知毅の戦績はこれで35戦33勝(20KO)2敗とした。

 2014年2月に日本ボクシングコミッションが所属ジムの亀田ジムに対して事実上の国外追放処分を下したことから、知毅の国内での試合は13年12月のWBO王座の初防衛戦以来。今回の試合に先立って知毅は協栄ジムに移籍、階級を一つ上げたSバンタム級で国内復帰を図ることになった。セコンドには、興毅と大毅の兄2人が顔を揃え、知毅を支えた。

 対戦相手のタワッチャイは52戦42勝(25KO)9敗1分。これまで日本人とは8戦を行い、現IBF世界同級王者の小國以載(角海老)には5回TKO負けを喫したほか大毅、和氣慎吾(古口)の強豪には判定まで持ち込むなど、1勝7敗と大きく負け越しているが、タフで実力派の世界ランカーだ。
 
 試合は、初回から持ち前の鋭く、スピードの乗ったボクシングでジャブ、フック、ボディーと攻め立ててペースを掴むと、6回には右ストレートでダウンを奪った。しかし、タワッチャイも粘り強さを見せて、いつノックアウトされてもいい状態ながら、最後までリングに立ち続けた。知毅は終盤も積極的な攻勢を見せ、判定は99-90、100-90、100-88とフルマークの大差勝利。試合後には「3年3カ月ぶりの日本での試合で、フルマークで勝てて次に繋がった。チャンスがあればタイトルに挑戦したい」と世界王座への返り咲きに意欲を見せた。

 タワッチャイに勝利したことで知毅はIBFランキングにも食い込んでくるとみられ、IBF王者である角海老の小國としても知毅の存在は気になるところだ。

 亀田家の中で現在では唯一人の現役選手となった「亀田家の最終兵器」とも呼ばれる和毅は、中学を卒業した2007年から単身メキシコに渡りプロデビュー。現地で着々とキャリアを積みながら13年8月、フィリピン・セブ市でWBO世界バンタム級王者のパウルス・アムブンダ(ナミビア)に挑戦し、12回3-0の判定勝利で戴冠、日本人初のWBO世界王者となった。日本、アメリカで3度の防衛に成功した後、WBA世界バンタム級王者のジェームス・マクドネルに2度挑戦するも、いずれも判定負けを喫している。


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