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2017年5月13日

藤本がOPBF初防衛、WBOアジア王座も手中に!

 OPBF東洋太平洋ヘビー級王者の藤本京太郎が8日、後楽園ホールで同級1位のヘルマン・パーセル(豪)と初防衛戦とWBOアジア・パシフィック王座を懸けて対戦。藤本は的確なボクシングで試合を優位に進め、9回にパーセル陣営がタオルを投入し、見事TKO勝利を飾った。日本、OPBF、WBOアジアと3本のベルトを手中にした藤本は、試合後にWBO王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)への挑戦に名乗りを上げた。これで藤本の戦績は17勝(9KO)1敗。

 試合前から「特に意識するわけじゃないが、チャンスがあればKOで勝ちたい」と話していた藤本。タオル投入によるTKO勝ちにも、「こんなんじゃダメ。ベルトを3本を持ってるのに情けない。倒さないといけない」と反省した。

 序盤から大ぶりのフックなど強打を狙うパーセルに対して、藤本はジャブを突き、フットワークを活かしながら、自身より13キロ重い116.8キロのサモア出身の挑戦者に対して警戒しながら試合に入っていった。距離を図りながらジャブ、ワンツーで右ストレート、左フックなどの有効打もヒットさせ、4回終了時点の公開採点では1人が2ポイント差で藤本、2人がドローで中盤に。

 しかし5回、ロープ際でパーセルの左フックを直撃され、腰を落とす。6回には再度藤本が攻勢に出てペースを取り戻すが、パーセルも右フックをヒットさせるなど、白熱した攻防が展開された。藤本はいずれのピンチもフットワークを使って難を逃れ、後半はパーセルの疲れが見えたところに右ストレートなどを的確にヒット。7回の採点では2ポイント差が2人、4ポイント差が1人と3-0で藤本がリードを広げた。これでパーセルのモチベーションが切れたか、9回に藤本のコンビネーションが再三決まると、セコンドがタオルを投入した。

 渋い表情で反省の弁を口にしたが、決して楽な相手ではなかったのは間違いない。しっかりと勝利を掴み取る力を着実に成長させており、これでWBOアジア・パシフィック王座も手中に収めて3冠を達成。WBOの世界ランキングでは現在13位。王者のジョセフ・パーカーから以前対戦オファーがあったこともあり、早ければ「8、9月にも」(萩森マネージャー)世界挑戦が実現する可能性があるという。


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