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2017年6月11日

角海老勢奮闘の6月、30日には坂本Dが日本タイトル初挑戦!

 6月は次のチャンピオンを目指す角海老ランカー勢の注目試合が目白押しの1カ月。30日には日本ウェルター級1位の坂本大輔が日本タイトル初挑戦、同2位の川崎真琴(RK蒲田)との暫定王座決定戦に挑む。3日には「DANGAN 134」に全日本Sバンタム級新人王で一時はボクシングから離れていたコーチ義人が5年ぶりにリングに復帰、セミファイナルでグレン・メデュラ(フィリピン)に5回TKO勝利を上げて、カムバックを果たした。8日は、岡田博喜に続く日本Sライト級の後継者、同級1位の今野祐介が、かつて岡田と2度にわたり好勝負を繰り広げた元角海老の現王者・麻生興一(三迫)に挑戦するも、9回までの採点ではリードしながら10回TKO負けで惜しくも王座奪取ならず。

 30日は角海老主催興行が後楽園ホールで開催される。セミファイナルにはSライト級の元日本王者で、IBF6位・WBO7位の岡田博喜が、OPBF同級10位のジェリッツ・チャベス(フィリピン)と対戦、メインでは日本ウェルター級1位の坂本大輔がデビューから10年、35歳で日本タイトル初挑戦。同2位の川崎真琴(RK蒲田)との暫定王座決定戦となるが、4月に現王者の有川稔男(川島)のケガでタイトルマッチが流れた鬱憤を晴らすべく、「今までで最高に仕上がってる。チャンピオンに挑戦するよりも楽。こは自分がベルトを獲る流れだとしか思えない」と気合充分だ。

 高校入学と同時に角海老に練習生として入門したコーチの復帰は嬉しいニュースだ。2009年にプロデビュー、10連勝で全日本新人王にも輝き将来を嘱望されたが、その後の4戦を1勝2敗1分と負けを重ね、12年8月に4回TKO負けを喫して以降リングから離れていた。あれから5年経っても現在26歳とまだまだ十分戦える年齢。3日の復帰戦でも持ち前のセンスの良さを発揮し、2回にはメデュラの左ジャブにカウンターの右を合わせてダウンを奪うと、そのまま試合を優勢に進め、5回に右をまとめてレフリーストップを呼び込んだ。試合後、リングで「チャンピオンになります」と意気込みを宣言、コーチのカムバックは角海老勢にとっても朗報だ。

 8日の今野のタイトルマッチは接戦かつ、年間最高試合ばりの熱戦となった。チャンピオンの麻生は日本王者時代の岡田に2度破れ、2月に松山和樹(山上)との王座決定戦を制して新王者に。3度目の正直を成し遂げた麻生の初防衛戦に、ウェルター級から階級を下げて挑んだ今野、序盤から接近戦を得意とする麻生を迎え入れ、お互い気持ちが入った真っ向勝負の打撃戦が展開された。今野が右フックで麻生をぐらつかせると、チャンピオンも強烈なボディーブローを放つ。5回の公開採点は今野が1ポイント差のスコアで2―1とリードした。

 拮抗する好勝負。後半戦は今野がコンビネーションで連打を加速、これに対して麻生はじっと耐えて強打を狙う攻勢。8回、麻生の右ストレートが今野を捉えたが、挑戦者が驚異的なタフネスで粘り、場内も熱狂状態に。9回はお互い気力を振り絞って最後までガチンコ勝負、10回麻生が渾身の右フックを決めて畳み掛けたところでレフリーが試合を止めた。9回までの採点は2者が86-85、87-84で今野、1者が86-85で麻生と、惜しいところまでチャンピオンを追い詰めた今野だったが、ベルトにあと一歩届かなかった。しかし、試合に負けても評価は下げず。今野の再起に期待したい。


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