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2014年2月14日

ホワイトバレンタインに「KAMIKAZE3」の記者会見

 角海老プロモーション主催興行「KAMIKAZE3」(4月30日、後楽園ホール)のメインイベントで対戦を予定する日本ヘビー級チャンピオン藤本京太郎(角海老宝石)と、元WBA世界S・ウェルター級暫定チャンピオン石田順裕(グリーンツダ)が14日(金)、東京・北大塚の角海老宝石ジムで記者会見を行った。

 ミドル級から一気にヘビーまで階級を上げるという前代未聞のチャレンジが話題を呼ぶ石田が、1月のランキング委員会でヘビー級日本ランキング入りが見送られた後、初めて公式の場に登場するとあって、取材陣の質問も石田に集中。ランキング入りを見送ったJBCの見解については「公開査定スパーの話を聞いたのは(開催日の)直前。数日前から水を飲んで、たくさん食べて、お腹がポコッとした状態でスパーに臨んだので、カラダのことに関しては(何を言われても)仕方ないとは思う」と肉体面を不安視された点については一定の理解を示したが、スパー内容に話が及ぶと「14オンスのソフトグローブ、フルフェイスのヘッドギアを着けた公開査定スパーで(危ない)パンチをもらったとは自分では思っていない。あの内容で圧倒されたという見方をされてしまうと、僕のボクシングでは勝てないです。ミドル級でもああいうスタイルだったので・・・」とやるせない心情を吐露した。

 現在は週3回ほどボディビルのジムに通ってヘビー級仕様の肉体改造に励んでいる石田は「僕の場合、動けないとボクシングにならないので、ヘビー級下限の90.7kgで戦うつもり。現時点でトレーニング後の体重は88kgくらい。ヘビー級の身体を作れる自信はある」と疑問符が付けられるフィジカル面の不安も払拭できる自信を覗かせ、「僕のイメージは牛若丸と弁慶の戦い。パワー勝負しようとは思っていない。一発をもらったらKOも有り得るので、一発ももらわずに勝つつもりです」とミドル級時代のスピードを活かしたスキルフルなスタイルを貫いて最重量級に挑むことを示唆。「(京太郎は)技術的にも優れた選手。僕の方が体重が少ないんで、パワー差も出てくる。僕にとって厳しい戦いになるやろうなとは思っていますが、一番重い階級の日本チャンピオンと戦えるのは嬉しいし、誰もやっていないアホなことを思いついてやるのも楽しい。僕も今年で39。最後にアホなことをやってボクシング人生を締め括りたい気持ちもあるし、ラストマッチのつもりでリングに上がる。日本のヘビー級を盛り上げるためにも面白い試合をしたいなと思っています」と関西人らしい言い回しで、ボクサー人生の集大成として臨むことも明らかにした。

 一方、この日ばかりは雪の中、大阪から遠路遥々会見に駆け付けた石田に主役の座を譲った京太郎は「4月30日まで時間が空き過ぎているんで、今は暇な毎日を過ごしていますが、試合に向けて1日1日を大切に過ごして行きたい。(石田は)世界という舞台でたくさん試合をしてきて、経験は僕の何倍もある。技術面も優れているし、僕としても厳しい試合になると思う」と寝惚け眼で俯き加減にコメント。会見を終えた京太郎は石田にバレンタインチョコをプレゼントされる奇襲攻撃を受けるなど、前哨戦は小ネタも仕込んできた石田に軍配が上がる形で幕を閉じた。

 なお、現在のところ、藤本vs石田戦はノンタイトルマッチとして挙行する予定となっているが、ラウンド数については、これから煮詰めていく。

 また会見には、セミファイナルで日本ライト級王座6度目の防衛戦に臨む加藤善孝(角海老宝石)と、日本フライ級12位・阪下優友(角海老宝石)も同席。WBCのベルトが描かれた黒のパーカーを身にまとって登場した加藤は「鈴木(悠平)選手とは去年のチャンピオンカーニバルで1度やりまして、2度目の対戦となりますが、前回敗れた僕にとっては再起戦でもあるので、前回味わった悔しさをぶつけてKOで勝ちたい。今後はリック吉村さん(の持つ日本王座防衛最多記録)の22回防衛を超えられるように、そこを目指して頑張っていきます。でも、ちょっと無理かな(笑)」と茶目っ気たっぷりに語り、渡邉秀行(ワールド日立)とフライ級8回戦を行う阪下は「今年は全戦全KOで行きたい。タイトルマッチも視野に入れているので、KOで勝ちます」と意気込みを口にした。


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