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2014年4月28日

4・30「KAMIKAZE3」 石田順裕は日本のロイ・ジョーンズになれるのか

 日本ヘビー級チャンピオン藤本京太郎(角海老宝石)と元WBA世界S・ウェルター級チャンピオン石田順裕(グリーンツダ)が激突するヘビー級ノンタイトル8回戦のゴングがいよいよ30日(水)に東京・後楽園ホールで打ち鳴らされる。

 「KAMIKAZE3」のメインイベントで挙行される、この究極のマッチアップ。主語で語られるべき立場にあるのは石田の方だ。S・ウェルター級でWBA暫定世界王座を掴み獲り、ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで24戦全勝のプロスペクト、ジェームス・カークランド(アメリカ)を電光石火の秒殺KOに屠った一戦は、老舗リング・マガジン誌の「アップセット・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれる栄誉に浴した。そんな輝かしい実績を積み上げてきた38歳のベテランが一気に4階級上げ、最重量級の日本チャンピオンに挑むのだ。“平成の三四郎”と呼ばれた古賀稔彦(バルセロナ五輪71kg級金メダリスト)が1990年、体重無差別の全日本柔道選手権大会で重量級の並みいる強敵を次々と倒し、準優勝に輝いた快挙は当時大きな話題を呼んだように、「小よく大を制する」というスポーツファンの琴線に触れるシチュエーションを実現させた関係者の熱意、最終的に公式戦として認定する形で理解を示したJBCには敬意を表したい。

 石田の挑戦を受けて立つ元K-1ヘビー級チャンピオンの京太郎は、2011年の大晦日にプロボクサー転身後、56年ぶりに日本ヘビー級王座を復活させるなど、不毛地帯と言える日本ヘビー級の発展に貢献。孤軍奮闘の活躍を残してきた。しかし、プロボクサーとして歩んだキャリアは僅か9戦。対して石田は、アマチュア戦績116戦101勝(48KO・RSC)15敗、世界・東洋太平洋・日本などの地域タイトルも含めたタイトルマッチだけで京太郎のキャリアをゆうに上回る14戦を経験している。人気ボクシングサイト「ボクシングモバイル」の勝敗予想で7割のファンが石田勝利を支持する背景には「小が大を制する」浪漫に期待する票も少なからず含まれているだろうが、プロ・アマ通算156戦で磨き抜かれたボクシング技術、経験値で京太郎を大きく凌駕しているという見解は衆目の一致するところだろう。


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