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2014年4月30日

日本ヘビー級チャンピオン藤本京太郎、石田順裕に辛くも勝利

 30日(水)、東京・後楽園ホールで行われた注目の大一番、日本ヘビー級チャンピオン藤本京太郎(角海老宝石)vs石田順裕(グリーンツダ)のヘビー級ノンタイトル8回戦は、経験で大きく上回る石田のスキルに苦しめられたものの、京太郎が3-0(77-76、77-75×2)の判定で辛くも勝利を収めました。

 ミドル級から一気にヘビー級までクラスを上げるという前例のない挑戦で体格面の不利が懸念された石田だったが、予想に反して石田がジワジワと京太郎にプレッシャーをかける展開で幕を開け、初回終了間際には飛び込みながら左フックをヒット。2Rも京太郎の打ち終わりにすかさずリターンジャブを合わせるなど、熟練されたスキルを遺憾なく発揮し、3Rには右カウンターで京太郎の脚をバタつかせた石田は前半戦を優勢に進めた。

 元暫定世界チャンピオンの経験と技術を警戒し、体格のアドバンテージを活かせずにラウンドを重ねていた京太郎は4R、ようやくワンツーからの左フックを好打。右ストレートもヒットさせたが、石田の顔色を変えることはできない。5Rも左フック、ワンツーをヒットさせた京太郎だったが、追撃に出ることはなく、深追いをせずに安全圏に退避してしまった。しかし、さすがの石田も増量の影響からか疲労を見せ始めて失速。それに乗じた京太郎は6・7R、手数で攻勢を奪った。最終回は前に出る石田が右ストレート、京太郎もラウンド終了間際に右ショートとお互いにクリーンヒットを奪って、試合は終了。技術の差で前半戦をリードした石田か、後半に手数の差で追い上げた京太郎か、非常に見方の難しい採点となったが、ジャッジは三者ともに僅差で京太郎を支持した。

 試合直後にリング上で行われたインタビューで「昨晩は怖くて眠れなかった」と吐露した京太郎は10戦9勝(5KO)1敗。ノンタイトル戦ではあったが、この勝利で虎の子の日本王座を死守する形となった。場内のファンから惜しみない賞賛を浴びて、リングを下りた38歳の石田は37戦25勝(10KO)10敗2分となった。


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