角海老トップニュース

2014年9月7日

国内Sライト級頂上決戦、小原が岩渕にKO勝利

 日本Sライト級王者・岡田博喜が「今やっても絶対敵わない」と評する同級トップファイターの2人、東洋太平洋王者・小原佳太(三迫)と元日本王者でWBO12位にもランクされる東洋1位の岩渕真也(草加有沢)が初激突、11日に行われた小原の初防衛戦で岩渕を挑戦者に迎えた形で実現した。

 試合は強打者同士のスリリングな好勝負となった。序盤はサウスポーの岩渕が小原の強打を警戒したのか、トリッキーなリズムで仕掛けていくが、小原はジャブを突きながら右ストレートを中心に上下に打ち分け、ペースを崩さず落ち着いて対処。お互いが手を出さずとも緊張感がリングにはみなぎり、一度拳を交えれば強打が飛び交うといった展開。

 中盤に入ると試合は激しさを増し、5回には小原が右ストレートを連続で当て、8回には岩渕が左の強打をヒットさせて一気にラッシュを仕掛けた。しかし岩渕の単発中心の攻撃に対して小原はヒットで上回り、8回後の公開採点では小原が2、4ポイントのリード。

 終盤で岩渕が反撃を仕掛けると思いきや、ここも小原が主導権を渡さず。判定決着目前の最終12回、小原が右を振ってからの左フック一閃、アゴを打ちぬかれた岩渕はそのままマットに沈み、立ち上がることはできなかった。国内Sライト級頂上決戦を制した小原はこれで10連続KO勝利となった。

 この一戦により岡田を含むSライト級トップ戦線のパワーバランスにどういう変化があるのか。岡田のベルトを日本1位の岩渕が狙いに来る可能性は十分あるし、世界挑戦が容易ではない階級でもあり、小原にしても国内でやるべき相手は岡田しか残っていないような状況だ。
 
 7月28日にシャムガル興一(三迫)との大激戦をなんとか制して初防衛に成功したばかりの岡田だが、じわじわとトップ戦線の行方を左右するキーマンとして浮上してきそうな雲行きだ。


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