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2014年9月11日

「KAMIKAZE4」 久保賢司vs佐藤鋼太の再戦は久保の勝利で決着!

 メインイベントで日本ヘビー級タイトルマッチ10回戦が行われた10日(水)の角海老プロモーション主催興行「KAMIKAZE4」(東京・後楽園ホール)では全6試合が行われ、角海老勢は4勝2分という結果に終わった、なお、日本人対決の8回戦3試合(第3試合、第4試合、セミファイナル)はKO賞金マッチとして行われたが、いずれもKO決着とはならず、残念ながら賞金獲得者は現れなかった。

◇バンタム級8R(KO賞金マッチ)
○久保 賢司(角海老宝石)vs佐藤 鋼太(協栄)×
【判定8R3-0(78-76,78-75,78-74)】

 今年1月以来の再戦となった一戦は左の差し合いでスタートしたが、この主導権争いを制したのはファイターの久保。以前に比べて、精度が増した左ジャブを的確にヒットさせて、左フックも好打。佐藤は2Rに右アッパーをヒットさせたが、久保の左ジャブはその後も衰えず、3Rにはロープ際で連打を叩き込んで優勢を印象付ける。4R、偶然のバッティングで右目上をカットする緊急事態に直面しても久保に動じる気配はなく、左ジャブで立て直しを図って右をヒット。得意の左ボディから左フックのコンビネーションも鮮やかに決め、ペースを保ち続ける。5R以降も久保は常に先手で攻撃を仕掛けて攻勢を奪い続けたが、佐藤も音をあげることなく粘り強く食い下がって、試合は白熱したまま最終回に。逆転を狙う佐藤は左フック、右ストレートでポイントを奪い返す意地を見せたが、好守で大きな成長の跡を示した久保が快勝を収め、因縁にケリをつけた。プロボクシング転向後8戦目の久保は8戦5勝(2KO)2敗1分。佐藤は17戦9勝(4KO)6敗2分。

◇58.0kg契約8R(KO賞金マッチ)
○緒方 勇希(角海老宝石)vs山田 健太郎(全日本パブリック)×
【判定8R2-1(78-74,77-76,76-77)】

 4月の日本フェザー級王座決定戦以来の再起戦となる緒方は初回、手数は少ないながらも、左ボディをヒットさせて、僅かにリードを奪う立ち上がり。対する元日本S・フェザー級3位の山田も2Rに左フックを断続的にヒットさせてポイントを奪い返す。3Rは緒方が右カウンターで山田をグラつかせ、4Rは山田がワンツーをヒットさせたが、両者ともに決定打が乏しい展開。5R以降も流れが変わることはなかったが、随所で単発のカウンターをヒットさせた緒方がパンチの的確性で勝り、2-1の判定をモノにした。不本意な内容ながらも再起を飾った緒方は22戦20勝(3KO)1敗1分。山田は14戦8勝(6KO)5敗1分。

◇ウェルター級8R(KO賞金マッチ)
△坂本 大輔(角海老宝石)vs齋藤 志朗(ワタナベ)△
【負傷引き分け3R1:22】

 試合開始のゴングが鳴って間も無く、踏み込んで右ボディを放った坂本のアゴにサウスポー齊藤の左フックが命中。痛烈なダウンを喫した坂本は再開に応じたものの、甚大なダメージを被ったのは明らか。リスタート後も千載一遇のチャンスが到来した齋藤は左右フックを畳み掛け、秒殺KOに色気を見せる。手負いの坂本も応戦したが、近距離の打ち合った際、偶然のバッティングで左まぶたをカット。更なる窮地に立たされる。絶体絶命の局面を乗り越えた坂本は2R、挽回を図るべく右ボディフックを軸に左右フックを叩きつける豪快な攻めを見せ、3Rも体ごと被せるような豪快なフルスイングで攻勢を奪った。ところがラウンド中盤、坂本の傷が悪化。レフェリーは続行が困難と判断し、両者痛み分けの結果となった。命拾いする形となった坂本は18戦8勝(4KO)8敗2分。3度目のランカー挑戦は不運な結果に終わった齋藤は13戦7勝(2KO)4敗2分。

◇バンタム級8R
○奈須 勇樹(角海老宝石)vsジョナサン・リガス(フィリピン)×
【7R0:30負傷判定3-0(67-66,68-65,68-65)】

 1年2ヵ月ぶりの再起戦とあって、初回は慎重を期した動きに終始した奈須だったが、2R開始直後から接近戦の打ち合いが始まり、左フックを浴びた奈須は不覚にもダウンを喫してしまう。その後、奈須はバッティングで左目上をカットし、場内は不穏な空気に包まれたが、3Rからボディ攻撃に活路を見出し、4Rも要所で右ボディをヒット。再び接近戦でボディ攻撃の応酬となった5Rも奈須はクリーンヒットの数で上回り、苦し紛れにサウスポーにスイッチするリガスはスタミナ切れの兆候を見せ始めた。奈須が攻勢を強めた6R、リガスはスリップでキャンバスに崩れ落ちるなど、疲労の色を隠し切れなくなったが、奈須の流血が激しさを増した7R、レフェリーは試合続行不可能と判断。苦しみながらも奈須は2年ぶりの勝利を手繰り寄せた。過去4戦4敗と苦手にしていたフィリピン人から初勝利を挙げた奈須は32戦24勝(16KO)8敗。フィリピンの国内ランキング(GAB)でバンタム級6位のリガスは15戦8勝(1KO)6敗1分。

◇ウェルター級4R
△澤田 サウザー(角海老宝石)vs垂水 稔朗(協栄)△
【判定4R1-1(39-38,38-39,38-38)】

 今年6月にデビューした20歳の垂水に対し、4年ぶりのリングとなる36歳の澤田は硬さが目立つ立ち上がり。それでも澤田はワンツーで先制、負けじと垂水も左フックで澤田のバランスを崩す。2R、澤田はワンツーの打ち終わった際に腕の引きの甘さを突かれてパンチを被されたが、左フックで垂水をグラつかせて、ポイントを明白に奪った。3Rも互いに相手を警戒し、手数の少ないラウンドとなったが、垂水がワンツーをヒットさせれば、澤田も垂水をロープに詰めて右ストレートを叩き込み、両者譲らないラウンドが続く。最終4Rも両者は右をヒットさせたが、澤田が若干優勢の印象を残して試合は終了。判定は三者三様のドローとなった。今年11月に37歳の誕生日を迎える澤田はラストファイトで有終の美を飾ることはできなかったが、男の生き様を感じさせる立派な闘いに拍手を送りたい。今回はお預けとなった勝利は今後の人生で必ず掴み獲ってくれることを祈ってやまない。戦績は両選手ともに2戦1勝(1KO)1分。


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