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2014年12月18日

藤本京太郎、ダビド・ラデフを倒せずワンサイドの判定勝ち

 18日(木)、東京・後楽園ホールで開催されたビータイトプロモーション主催興行「DANGAN118」のセミファイナルでダビド・ラデフ(フランス)を相手にノンタイトル8回戦を行った日本ヘビー級チャンピオン藤本京太郎(角海老宝石)は上体を柔らかく使うラデフからダウンを奪うことはできなかったが、ワンサイドの内容で3-0の判定勝利を収めた。スコアはジャッジ二者が79-74、残る一者は80-73。

 今回もゴールデンボンバーの「女々しくて」をBGMに入場した京太郎は試合開始からジワジワとプレッシャーをかけて前進。対するアウトボクサーのラデフはクルーザー級上がりとあって、京太郎の体格を前にして少し委縮している様子が窺える。2回序盤、京太郎は小さくバックステップを踏みながら右カウンターをヒット。ロープに詰めて左ボディも叩き込み、早くも主導権は京太郎の手に渡った。

 3回も専守防衛に徹して後退し続けるラデフを京太郎がひたすら追いかける展開は変わらず、ワンサイドの様相を呈した試合は「京太郎がいつどうやって倒すか」という点に興味が移ったが、ラデフの柔軟なボディワークと右ストレートに対するリアクションの良さに京太郎は思いのほか手を焼き、ボディを主体にした攻撃に作戦をシフトさせる。

 4回、右クロスでラデフの動きを一瞬止めた京太郎はボディにも左右フックを畳みかけ、5回も左ボディでラデフの身体を丸めるシーンを2度演出。しかし、攻め疲れて追撃打をまとめることはできず、6回には集中力が途切れたところにラデフの右を浴びて後退する場面もあった。

 7回も左ジャブでプレッシャーをかけた京太郎はボディ連打と左ボディでラデフを厳しく攻め上げて効かせる場面も作ったが、やはりここでも決定打を水際で防ぐラデフを捉え切ることはできず、結局ダウンシーンは見られないまま、勝負は判定に持ち込まれた。

 戦前「この3ヵ月間練習してきたパンチをいろいろと試したい」と語っていた京太郎だったが、試合全般を通じて単調な攻撃パターンに終始。ディフェンシブな相手から思うようにクリーンヒットを奪うことができず、課題が浮き彫りになる一戦となった。だが、誰よりも試合内容に物足りなさを感じているのは、首を傾げながら勝ち名乗りを受けた京太郎自身。この経験を糧に、次戦以降のスケールアップに期待したい。戦績は12戦11勝(6KO)1敗。キャンバスに倒れることを拒み続けた粘り強さが光ったラデフは16戦5勝(2KO)9敗2分。


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