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2015年3月20日

岡田、指名挑戦者を3回撃破でV2達成!

 日本Sライト級王者・岡田博喜が3月7日に行われた2度目の防衛戦で、挑戦者の同級1位・外園隼人(帝拳)を3回TKO勝ちで下し、V2を達成した。

 昨年7月のシャムガル興一(三迫)との初防衛戦に続く指名挑戦者との試練の一戦。前戦では、シャムガルとの激しい打ち合いを辛くも制して初防衛に成功したが、この日の岡田が見せたパフォーマンスは、大きくグレードアップしたものだった。

 立ち上がりから攻撃的に仕掛けた岡田だが、特筆すべきはその圧倒的なスピード。フットワークを効かせながらワンツーやボディーなど、キレのある連打を途切れることなく繰り出し、早くも右の強打で外園をぐらつかせるなど、試合の主導権を握る。

 初回から接近戦が展開される中で、不運にも外園がバッティングで左側頭部を大きくカット、2回からは激しい出血に見舞われてしまう。こうなるとドクターストップを警戒して早期決着に向けてお互いペースを上げる。2人は激しくパンチを交換し、アグレッシブに前に出てくる外園に対して岡田はフットワークとボディーコントロールで回避しながら真っ向勝負で打ち合い、外園の右頬をカットさせるなど攻撃の手は緩めない。

 迎えた3回。出血が激しい外園はこのラウンドが最後と一気に勝負に打って出る。ガードよりもフットワーク、スウェーを軸にディフェンスをする岡田にはヒヤヒヤもしたが、2分を過ぎて攻め入った外園に、ロープを背にした岡田が右のカウンターを完璧なタイミングで合わせると、外園が前に倒れこんでダウン。ダメージが大きいと判断したレフリーがここで試合をストップした。

 見事な3回TKO勝利で2度目の防衛に成功した岡田は、試合後に「今年は東洋に足をかけたい」との意欲を表明。今回の挑戦者の外園は、現在Sライト級で国内トップに立つ現東洋太平洋同級王者の小原佳太(三迫)と過去2度対戦しており、小原が初戦は8回TKO、日本タイトルマッチとなった2度目の対戦は4回TKOで外園を下している。小原よりも1ラウンド早い3回で外園を仕留めた岡田。小原はウェルター級転向も視野に入れているとも言われるが、岡田との対決が実現すれば屈指の好カードとなるだろう。

 かつて角海老に所属し、ライト級でWBA世界王者に登りつめた小堀佑介は、日本タイトルを獲得後、6度の防衛を経て世界へ挑戦したが、指名挑戦者との連戦により毎戦毎戦その実力を向上させてきた。今回見られた岡田の成長ぶりは、かつての小堀が辿った道のりを思い起こさせる。東洋、または世界へと至る過程において、トップランカーたちとの厳しい防衛ロードは岡田のポテンシャルを開花させ、大きく「化ける」可能性を秘めている。早速、岡田の次戦が楽しみだ。


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