2023-09-18
あす18日、有明アリーナで開催される「Prime Video Presents Live Boxing 5」に出場する那須川は世界タイトルマッチに挟まれたセミでボクシング転向2戦目を迎える。対戦相手のルイス・グスマンを「修羅場をくぐってきた目をしていた。戦がいのある相手だと思う」とまずはメキシコ王者に敬意を表した。
那須川(右)とグスマン
その上で、「自分も修羅場をくぐってきた。ボクシングの経験は自分が上だと(グスマンが)言っていたが、試合に出る経験はボクシングだけに限らない。キックやそれまでの経験も含めた修羅場の数は負けない」と強気。「ここまでの人生がすべて準備期間という感じ」と格闘技人生のすべてをあすの試合にぶつけようとしている。
グスマンは「家族にいい生活をもたらしたいので、今回のような機会を与えられて気持ちが高まっている。天心という有名なスター選手だけにそれはなおさら」と日本のスター撃破に意欲的なコメントを発した。
オラスクアガ(左)とマグラモ。こちらも興味深いカードだ
113ポンド契約8回戦に出場するアンソニー・オラスクアガ(米)は4月、寺地の世界タイトルに挑戦して健闘しながら敗れて以来のリング。「みなさんに私が世界のコンテンダーというところを見せたい」と決意表明。中谷とWBOフライ級王座を争った経験を持つジーメル・マグラモ(フィリピン)は「相手はスピードのある選手という印象を持っているが、私もスピードには自信がある」と闘志を燃やした。