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スティーブンソン超凡戦 ロス・サントス下し3階級制覇もブーイング鳴り止まず

  
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2023-11-18
16日(日本時間17日)ラスベガスのT-モバイル・アリーナでトップランク主催イベントのメインで行われたWBCライト級王座決定戦は、1位シャクール・スティーブンソン(米)が6位エドウィン・デ・ロス・サントス(ドミニカ共和国)に3-0判定勝ち。フェザー級、S・フェザー級に続いて3階級制覇に成功した。
スティーブンソンは不完全燃焼の勝利

 この王座はライト級4団体統一王者だったデビン・ヘイニー(米)がWBC・S・ライト級王者レジス・プログレイス(米)に挑戦することで、WBCから休養王者にシフトされて空位になっていた。

 サウスポー同士。両者ともリスクを避けて距離を置いた戦法に終始。一向に試合が盛り上がらない、3回後半あたりから会場はブーイングが聞こえ始め、ラウンドを重ねるごとにボリュームが増す、ダメージングブローはおろかクリーンヒットさえない攻防が続く。それでも右ジャブを何発か決めるスティーブンソンがスコアカードで有利に進める。

 徹底的に距離を置くスティーブンソンにロス・サントスは肉迫を図るがプレスが弱く、かわされてしまう。それでもアグレッシブさで勝るドミニカ人は何度か左をねじ込む場面があり、クリンチ際でも手を出す。これにスティーブンソンも応戦。見せ場がない攻防は10回に右フック、最終回やや攻勢をかけたスティーブンソンが115-113に116-112×2のスコアでグリーンのベルトを巻いた。

 スター候補のスティーブンソンは完全にファンを裏切ったかたち。「まずはゆっくり休んでジムで一から出直したい」とややヤケクソ気味にコメント。21勝10KO無敗。判定に不服なロス・サントスだったが、ドミニカ人の仕掛けの緩さにも凡戦の責任があるように思える。16勝14KO2敗。Photo by SUMIO YAMADA
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