2024-01-22
「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」が20日、後楽園ホールで開催され、メインの東洋太平洋ライト級王座決定戦は、同級3位の鈴木雅弘(角海老宝石)が同4位ロルダン・アルデア(フィリピン)に1回1分22秒TKO勝ち。21年6月に獲得した日本S・ライト級王座に続き、2本目のベルトを手にした。
両者は昨年10月、フィリピンで対戦してドロー。日本に場所を変えてのダイレクトリマッチとなった。サウスポーのアルデアを、体格で上回る鈴木がジワジワと追った。1分過ぎ、鈴木の右フックが炸裂するとアルデアがグシャリとダウン。立ち上がろうとしたが、ダメージが深刻で立ち上がれず。
鈴木は10勝7KO1敗1分。アルデアは18勝10KO10敗2分。19年2月、同会場で尾川堅一(帝拳)に8回判定負けして以来の来日だった。
勝利者インタビューで鈴木は「めちゃくちゃうれしいです。前回の試合で右フックが全然当たらなかったので、プレスをかけて半歩前で打つイメージだった。しっかり打ち切れた。高校生のころからライト級で、全国大会で優勝できなかった。やっと獲れた。うれしいです。チャンピオンになったので、チャンピオンらしく人間的にもチャンピオンでいようと思います」と話した。