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“戦う助産師”富樫直美さん 南品川にジム開く 元女子世界王者で2人目のジム会長

  
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2024-02-12
JBCが女子ボクシングを公認して初の世界チャンピオンとなった富樫直美さん(48歳)が地元の東京・南品川に「DANGAN 品川ボクシング&フィットネス」ジムを開いた。元女子世界王者がジムの会長を務めるのは、好川菜々(現野上奈々)のディアマンテボクシングジム&フィットネスに続き2例目。新ジムは今月1日から営業を開始している。


富樫(現姓は滝田)さんは2007年から12年までプロのリングに上がり、WBC・L・フライ級王者となった。現役時代「戦う助産師」の別名があったように、ボクシングの傍ら助産師としての仕事もこなした。

2人の子供の母親でもある富樫さんは子育てもしっかりとこなし、今は看護師として働きながら、ジム開設に踏み切ったもの。勤務先の病院と行き来できるようにと選んだのが、京浜急行本線・青物横丁駅から徒歩2分の至近距離にある場所だった。 


ジムを訪れると、最近引退した元女子5階級世界王者の藤岡奈穂子さん、元WBO女子ミニマム級王者の江畑佳代子さんも合流し、元女王トリオのそろい踏みとなった。3人とも同学年で親しい間柄とか。 

夫の滝田優二さん(41歳)がチーフ・トレーナー。「掃除の得意な、使い勝手のいいトレーナーです」と富樫会長。滝田トレーナーは元ワタナベジム選手でトレーナー歴5年。夫婦で勤めていたDANGAN青木ジムがなくなった昨年10月頃に新ジムの開設を決意し、夫婦力を合わせてジムを完成させた。ホームページもほぼ富樫会長の手作りだそうだ。
 
「渡辺(均)会長から5年以内にチャンピオンを作れと言われているので、頑張ります」と滝田トレーナーは意欲満々。富樫会長は「親子で通える、コミュニティのようなジムにしたい」という。「スポーツは人の人生を豊かにするもの。関わり方も人それぞれで、自分がやる、ダイエットする、その中に観て応援することもあり。選手を応援するコミュニティをジムの中で作りたい」と熱く夢を語っていた。

 ジムは至便な場所にあり、本格的なアマ&プロ・コースの他にレディー、シルバーなどいくつも。子供向けコースもある。平日は毎日午後2時から夜10時までオープン(土日は別時間)。詳しくはホームページを参照。住所は、東京都品川区南品川2-5-2 青物横丁井門ビル4階(TEL03-6433-2171)。
HP https://danganshinagawa.com/
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