2018-11-16
明日16日(日本時間17日)米オクラホマ州オクラホマシティのチェサピーク・エネジー・アリーナでゴングとなるWBO世界S・ライト級タイトルマッチの計量が15日行われ、王者モーリス・フッカー(米)がリミットの140ポンド(63.50キロ)、挑戦者1位アレックス・サウセド(メキシコ=米)が139.4ポンド(63.23キロ)を計測。無事に明日の試合に臨む。
V1戦の王者フッカー(左)と挑戦者のサウセド
初防衛戦となるフッカーは6月、敵地マンチェスターで前WBOライト級王者テリー・フラナガン(英)との決定戦に勝ってベルト獲得。余勢を買ってWBSS出場が内定したが、指名試合を優先した。
7月に戴冠の喜びが過ぎたのか、地元ダラスで飲酒運転などで逮捕されており、防衛に成功して汚名を返上したいところだ。
一方メキシコ出身でオクラホマで育ったサウセドは地元リング。6月、同アリーナで行ったレニー・ザッパビクニャ(豪)戦で年間最高試合級の激闘を演じ名前を売った。
トップランク社期待のサウセドが前回に続き地元でハッスルするか見どころ。ちなみに挑戦者にはゲンナジー・ゴロフキンのアベル・サンチェス・トレーナーがチーフセコンドに陣取る。
グスマン(右)は小國戦以来およそ2年ぶりのリング
セミ格ではエギディウス・カバラウスカス(リトアニア=NABFウェルター級王者)とロベルト・アリアサ(ニカラグア=WBO同級インターコンチネンタル王者)が10回戦。両地域タイトルとWBOウェルター級の挑戦権が争われる。カバラウスカスは146.6ポンド(66.50キロ)、アリアサは146.8ポンド(66.59キロ)でリミット147ポンドをクリア。
和氣、小國と戦った元王者グスマンが復帰戦
また前座カードに懐かしい名前が。日本で和氣慎吾、小國以載と対戦した元IBF・S・バンタム級王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)が小國戦から約2年ぶりに再起。ロベルト・カスタネダ(メキシコ)とS・バンタム級10回戦を行う。Photos by Mikey Williams / Top Rank
提供:ボクシングニュースhttp://boxingnews.jp/news/62512/