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ホープ中谷潤人 元王者メリンドTKOで世界アピール  WBO2位の赤穂亮は野性封じて完勝

  
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2019-10-07
 デビューから19連勝(14KO)のホープ、前日本フライ級王者の中谷潤人(M.T)が5日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」のメインを務め、114ポンド契約10回戦で元IBF世界L・フライ級王者ミラン・メリンド(比)に6回2分2秒TKO勝ちを収めた。


中谷はメリンドに何もさせなかった

 WBA2位、WBC3位、WBO3位、IBF11位にランクされる21歳の中谷が、元世界王者で現WBC・L・フライ級9位、31歳のメリンドを迎えた。身長で14センチ上回るサウスポー中谷は距離をキープしながら、初回からジャブと、上下に打ちかける左ストレートでメリンドに圧力をかけた。

 中谷は2回で完全にペースを掌握。早くも興味は中谷がロープを背負ってカウンター狙いのメリンドをいかに仕留めるかに絞られてくる。中谷は4回にペースアップ、左ストレート、右アッパー、左ボディと次々にコンビネーションを打ち込んで元世界王者を追い込んでいった。

 メリンドは世界王者のプライドで戦い続けたが、6回に中谷が左ストレートをボディ、顔面に立て続けに打ち込むと、主審が試合を止めた。


笑顔で報道陣の質問に答える中谷

 中谷は20勝15KO。「自信になった。最初は自分の距離を作って、途中からセコンドから強いパンチを打てと言われ、切り変えてできたと思う。(20連勝は)一戦一戦積み重ねてきた結果。戦ってきた人の思いも背負って世界チャンピオンになりたい」。

 田口良一(ワタナベ)、拳四朗(BMB)戦に続いて3連敗のメリンドは37勝13KO5敗。試合の模様はCS放送の日テレジータスで8日(火)21時30分から放送される。


赤穂はクレバーに戦って、最後に爆発した

◇56.0キロ10回戦
赤穂亮(横浜光)[TKO6回56秒]グオン・ギョンミン(韓)
 WBOバンタム級2位の33歳、赤穂は現役世界王者の京口紘人(ワタナベ)を従えて入場。赤穂はよく動きながらジャブを盛んに突いて、スタートから主導権を握った。力任せの強引な攻撃を控え、動きの少ないグォンに対し、ジャブから右、左ボディにつないでダメージを与えていった。

 コツコツと戦っていた赤穂は5回に連打を見せると、タフなグォンもさすがに効いてきたか。6回、赤穂が左フックを決め、グォンの足元がふらつくとすかさず猛打爆発。主審が試合を止めた。

 元OPBF・S・フライ級、元日本バンタム級王者の赤穂は35勝23KO2敗。「倒れない相手と言われていたので10ラウンドやるつもりだった。大きいことを言える立場じゃないので、1個ずつこれからもがんばっていきたい」。リング上で婚約したこともファンに報告した。グォンは7勝3KO6敗。

◇119ポンド8回戦
定常育郎(T&T)[TKO3回2秒]ロビン・ラングレス(比)
 日本バンタム級7位のサウスポー定常は出入りのボクシング。ラングレスは右ボディアッパーで定常に迫った。2回、定常の左ストレートがきれいにヒットするとラングレスの左目下が視界がふさがるほど腫れた。3回開始のゴングすぐにドクターチェックが入り、TKOとなった。定常は10勝4KO4敗3分。ラングレスは10勝4KO4敗。

◇S・バンタム級6回戦
鈴木敬祥(帝拳)[負傷判定5回2分55秒3-0(49-46×2、50-46)]木村元祐(JM・加古川


◇58キロ6回戦
神足茂利(M.T)[TKO2回2分10秒]ダン・ラジャン(インドネシア)
 アマ50勝23敗、日大のポイントゲッターとして活躍した神足がB級デビュー戦。長身の神足は初回にワンツーでダウンを奪うと、2回に右で3度のダウンを追加した格下のラジャンに勝利した。

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