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5階級制覇王者ドネアが井上尚弥の壁になる  衰え否定「私がバンタム級最強の称号を得る」

  
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2019-10-31
 WBA世界バンタム級“スーパー”王者のノニト・ドネア(比)が31日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開。11月7日にさいたまスーパーアリーナで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝、WBA・IBF王者の井上尚弥(大橋)との大一番に向けて意気込みを口にした。


レイチェル夫人、父のドネア・シニア・トレーナーと

 ドネアは米ラスベガスでトレーニングを積み、フィリピンのマニラ合宿をへて来日。「素晴らしいスパーリングをすることができた。最後にマニラの気候が追い込みに役立った。とても暑いのでメンタル的に研ぎ澄まされ、より高度なレベルに自分を高めることができた」とトレーニング・キャンプの成果を強調した。

 井上とのバンタム級頂上決戦はドネアにとっても「(20年のキャリアで)最も重要な試合になる」という大一番。井上に関しては「才能のあるボクサーで、私のようにパワーとスピードを兼ね備えている」とこれまでと同じように高く評価した上で、「プロボクサーとして命をかけて試合に臨んでいる。もちろん自信はある」と断言した。

 KO決着に関しては「この階級ではなかなかないパワーをお互いに持っているので、その可能性は大いにある」と語るにとどめた。

 そのスピードとパワーが「36歳という年齢で維持できているのか?」という質問には「20代のころと同じようにトレーニングして、20代のころのスピードとパワーを保っている。それにキャリアが加わった」とよどみなく回答。


左アッパー、左フックのパワーが強烈だったドネア

 井上が公開練習で発した「世代交代」という言葉には理解を示した上で「彼の世代にとって私の世代は大きな壁になっている。私はトレーニングによってその壁をより強固なものとしてきた」と井上の前に立ちはだかる強い決意を表明。父ノニト・ドネア・シニアと1ラウンドのミット打ちでは、破壊力のある左フックと左アッパーで記者の目をくぎ付けにし、体格のよさも印象付けた。

 視察に訪れた井上真吾トレーナーは「全力で打ってないと思いますけど、パンチは重そうですね。左もそうですけど、右も強いです」と印象を述べながら「お互いに楽しみにしている試合で、いい試合になると思います」と余裕の笑み。

 大橋秀行会長は「覚悟を決めてきているね。思ったよりも背が高いのが印象的。タイミングを合わせてくるカウンターが怖い」と表情を引き締めていた。

提供:ボクシングニュースhttps://boxingnews.jp/news/70715/
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