角海老宝石ボクシングジム

ニュース

カネロが4階級制覇 コバレフを11回に仕留める  スコア追加 10回までカネロわずかにリード

  
pict
2019-11-04

 2日(日本時間3日)米ラスベガスのMGMグランドで挙行されたWBO世界L・ヘビー級戦は、挑戦者でミドル級王者のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)がチャンピオンのセルゲイ・コバレフ(ロシア)に11回2分15秒TKO勝ち。2階級ジャンプして新たにタイトルを獲得した。


カネロは11回にフィニッシュした

 激しい主導権争いが続いた一戦はカネロが豪快なKOで決めた。コバレフのジャブの弾幕をガードしながら、カネロはスピーディーなブローを差し返した。中盤に差し掛かるとパワーパンチの数を増やして圧力を強め、5回には左フックでコバレフを煽る。コバレフも崩れず、ジャブ、ストレート、逆ワンツーで懸命にポイントにつなげた。

 6回に入るとコバレフはやや疲れがうかがえたが、カネロは行くところは行く、さばくところはさばくの冷静なペースメイクで中盤をおさえた。10回、コバレフに右ストレートを見舞い、エスケープして身を寄せてきた瞬間には右打ち下ろしから左ボディで威嚇するなど、相手に気を抜く暇を与えない。


4階級制覇を4本指でアピール

 迎えた11回、左フックで効いたコバレフが体の制御を失う。すかさずカネロが右ストレートを打ち込むと王者の長身がロープに引っかかるようにして崩れ落ちた。ここでラッセル・モーラ主審が試合をストップした。10回までのスコアは96-94(2者)、95-95でカネロの2-0。

 カネロ(53勝36KO1敗2分)はこれで4階級制覇を達成。現在はWBC&WBAスーパーのミドル級王座とWBA・S・ミドル級レギュラー王座をあわせ持っており、3階級でベルトを同時保持することに。1930年代の名王者ヘンリー・アームストロング以来の偉業だとアピールされている。階級も団体も数少なかった当時とは一様に比べられまいが……。

 今後はカネロがどの階級で戦うのか注目される。コバレフ(34勝29KO4敗1分)はタイトルの2度目の防衛に失敗した。Photos: Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy


終盤までのスコアは拮抗していた

提供:ボクシングニュースhttps://boxingnews.jp/news/70804/
©2019 Kadoebi inc. All Rights Reserved.