2021-05-17
15日(日本時間16日)米カリフォルニア州カーソンのネリvs.フィゲロアのカードで行われたS・バンタム級10回戦は、前WBAスーパー&IBF統一王者ダニエル・ローマン(米)が同級13位リカルド・エスピノサ(メキシコ)に3-0判定勝ちを飾った。
※ローマン(左)は世界王座復帰に向けて勝利
WBCとWBOで2位、WBA3位を占めるローマン(31)に対してエスピノサ(23)は前半、積極的に手を出して健闘。5回まで互角の攻防に持ち込む。しかし6回から攻勢をかけたローマンは7回、左右アッパーを軸にしたアタックでメキシカンにダメージを与える。
以後もローマンはいきなり放つ左アッパー、右強打でペースを掌握。鼻血に染まったエスピノサは最後までパンチを放って食い下がったが、スキルの差を見せつけたローマンが97-93、98-92×2で勝利アナウンスを受けた。ローマンは28勝10KO3敗1分。エスピノサは25勝21KO4敗。
“セミセミ”のS・フェザー級10回戦は、WBA・S・フェザー級2位ザビエル・マルティネス(米)が世界王座に3度挑戦したフアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)に3-0判定勝ち。スコアカードは99-91×3でマルティネス。サクラメント出身のマルティネスは17勝11KO無敗。激しい打ち合いで沸かせたブルゴスは34勝21KO5敗2分。Photo by Esther Lin / Showtime Boxing
提供:ボクシングニュース
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