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あす前世界王者の伊藤雅雪が再起戦 生き残りかけ細川バレンタインと人気者対決

  
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2021-07-02
あす3日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」の計量が2日都内で行われた。メインのライト級10回戦に出場する前WBO世界S・フェザー級王者の伊藤雅雪(伴流)と元日本S・ライト級王者の細川バレンタイン(角海老宝石)はともにリミットの61.2キロで合格した。
あす激突の伊藤(左)と細川

 伊藤は昨年12月、国内ライト級ウォーズを仕掛けたものの、元OPBF・S・フェザー級王者の三代大訓(ワタナベ)に惜敗。一方、40歳のベテラン、細川は昨年9月、アジア3冠王者の吉野修一郎(三迫)に挑戦して判定負けした。つまり2人はライト級ウォーズの負け組なのだが、今回のチケットは2日で完売するほどの盛況ぶりだ。もともと人気のあるボクサー同士の対戦であり、「どちらが勝つか分らない」という勝負の面白さ、そしてA-SIGNのプロモーションのうまさも手伝ってファンの力強い支持を得ることができた。

 計量後のインタビューで伊藤は「背水の陣」という言葉を使った。三代に敗れたあとは引退も考えたというが、「あれが最後じゃかっこつかない」と現役続行を決意。あすの細川戦は「絶対に勝たないといけない試合。1ポイント差でも勝ちたい」と言葉に力をこめる。

 世界王座を奪われたジャメル・ヘリング戦、三代戦ではらしさが出ずに負けただけに、今回は相手に合わせるのではなく、自分のボクシングを貫くことをテーマに練習を重ねた。新たに胡朋宏トレーナーとタッグを組んだ伊藤は「ここは打ちにいったほうがいいとか、足を使ったほうがいいとか、その場で感じながらやっていきたい」と自らの感性を信じて戦おうとしている。

 40歳にしてトップで戦い続ける細川はその喜びをかみしめながら、日々成長できるように工夫を重ねている。前回の吉野戦では洪トレーナーからあらためて基礎を叩き込まれてガードを高くして戦った。それはそれで悪くなかったのだが、「勢いがなくなってしまった」と新たな反省点が生まれた。

 その経験を踏まえて今回は「ものは使いよう。今回は過去の自分と吉野戦の経験をミックスしてみた」。注目度では「キャリア最高」という舞台に向けて準備は万端といった様子だった。試合の模様はCS放送日テレジータスで17時45分から生中継される。写真=横浜光ジム提供

提供:ボクシングニュース
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