2021-07-27
日本バンタム級王座決定戦が26日、後楽園ホールで行われ、同級1位の澤田京介(JBS)と同級2位の定常育郎(T&T)は2回23秒負傷ドロー。まさかの結末で新チャンピオンが決まらなかった。
試合は初回から動いた。左ジャブから好調さがうかがえる澤田がステップと連動させたブローでサウスポーの定常をあおる。そしてラウンド中盤、逆ワンツーの要領で右ストレートから左フックをジャストミートすると定常がバッタリ。
澤田はきれいに右ストレートを決め、左をフォローしてダウンを奪った
ダメージの残る定常をラウンド終了間際にもラッシュした澤田。目の離せないまま2回に突入した試合は、なんと開始早々に偶然のバッティングで両者額から出血。ドクターチェックを仰いだ吉田主審が続行不可能と判断し、あえなく試合終了となった。
なんとも気の毒な結果。澤田は14勝6KO2敗2分、定常は11勝4KO4敗4分。
提供:ボクシングニュース
https://boxingnews.jp/news/84917/