2021-12-16
志成ボクシングジムは16日、大みそかに東京・大田区総合体育館でWBO世界S・フライ級王者の井岡一翔(志成)が日本&WBOアジアパシフィック同級王者でWBO6位の福永亮次(角海老宝石)と4度目の防衛戦を行うと発表した。試合の模様はTBS系列で31日午後6時30分から生中継される。両選手は後日、記者会見を開く予定。
※井岡(左)と福永
井岡は当初、大みそかにIBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と統一戦を行うと発表したが、オミクロン株の流入を防ごうという政府の水際対策強化によりアンカハスの来日が困難となり、試合の中止が発表された。
その後、以前から井岡への挑戦を希望していた福永との交渉が成立し、WBOの承認も得られたため発表にいたった。日本人初の4階級制覇王者、32歳の井岡(27勝15KO2敗)は福永戦をステップに再び統一戦を目指す。
“リトルパッキャオ”の異名を持つサウスポーの福永は35歳で世界初挑戦。これまで日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィックのアジア3冠を獲得している。15勝14KO4敗の戦績が示すように一発が自慢のボクサーだ。
井岡の話「大みそかに統一戦が出来ないのは残念ではありますが、決まったからには全力で臨み勝利し次の試合へ繋ぎたいと思います。このような時期に試合が出来るのを感謝しております。大晦日、応援宜しくお願い致します」
福永選手「大みそかまでに完璧に仕上げます。人生をかけて、人生を変えます」
提供:ボクシングニュース
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