2022-01-26
3月5日に米サンディエゴで予定されていたS・フライ級ビッグマッチ、WBAスーパー&WBCフランチャイズ王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)vs.前WBAスーパー王者ローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)は延期が決定。当日、ロマゴンはWBCフライ級王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)と対戦することになった。
主催のマッチルーム・ボクシングが25日発表したもの。中止の理由は新型コロナウイルスとしか発表されていないが、エストラーダの体調不良が伝えられていた。昨年3月の第2戦で激闘を演じた両者は、昨秋に第3戦のスケジュールが組まれたが、ロマゴンの新型コロナウイルス感染により延期。因縁の対決はまたしても先延ばしとなった。
代役に抜擢されたマルティネス(26=18勝14KO1敗1無効試合)は3度防衛中のWBCフライ級王者。1階級上げてロマゴン(34=50勝41KO3敗)との対戦が決まり、「チョコラティートは生きた伝説であり、私が常に尊敬してきたファイターだ。S・フライ級で最初に戦う相手が彼というのは特別なこと。戦う準備はできている」と興奮のコメントを発した。
一方で、「私はフライ級で王座を統一するという野心があり、その炎は今でも燃えている。でも、この試合は私にとってとてつもなく大きなものであり、オファーを受け入れることに躊躇はなかった」とも。フライ級王座を保持したままロマゴンと戦い、その後は再びフライ級で戦う可能性を示した。
提供:ボクシングニュース
https://boxingnews.jp/news/88308/