2022-02-01
5日(日本時間6日)米アリゾナ州フェニックスで開催されるWBC・S・フライ級王座決定戦に出場予定だった前王者で同級1位シーサケット・ソールンビサイ(タイ)が試合をキャンセル。同3位のカルロス・クアドラス(メキシコ=帝拳)は急きょジェシー・ロドリゲス(メキシコ)と対戦することになった。主催のマッチルームボクシングが発表した。
WBCのホームページによるとシーサケットは新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たとしているが、主催のマッチルームボクシングは「新型コロナウイルスとは関係ない病気」としている。WBCはクアドラスとロドリゲスの試合を王座決定戦に認定する模様。
S・フライ級はWBCフランチャイズ王者のフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が体調不良により3月5日に予定されていたローマン・ゴンサレス(ニカラグア=帝拳)との第3戦をキャンセル。ゴンサレスはWBCフライ級王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)と対戦することになった。
エストラーダ×ロマゴンの勝者とクラドラス×シーサケットの勝者が対戦する流れとなっていたが、両試合とも予定が狂って今後の展開に大きな影響を及ぼしそうだ。
シーサケットの代役に抜擢されたロドリゲスは5日のイベントで前座に出場予定だった。14勝10KO無敗の22歳は「世界チャンピオンになることが私の夢だった。土曜日の夜、新しいチャンピオンが生まれる!」と意気込んだ。
王座返り咲きを目指す33歳のクアドラス(39勝27KO4敗1分)は「昨夜、チームとフェニックスに入った。ルンビサイが安定して、合併症がないことを願っている。優れたファイターであるジェシーと戦えることを感謝している」とのコメントを発した。
提供:ボクシングニュース
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