2022-02-04
あす5日、後楽園ホールで開催される「第609回ダイナミックグローブ」の計量が4日都内で行われ、メインの日本バンタム級王座決定戦は、同級1位の澤田京介(JB SPORTS)が53.4キロ、同2位の大嶋剣心(帝拳)がリミットの53.5キロで合格した。 ※計量に合格した澤田(左)と大嶋 写真=代表撮影
33歳の澤田(16勝6KO2敗2分)は2019年10月に最強挑戦者決定戦を制してから運に見放された。コロナによる試合延期、前王者鈴木悠介の引退、そして定常育郎(T&T)との負傷ドロー、再戦では定常が計量失格で試合中止と、なかなかベルトがつかめなかったのだ。
計量を終えた澤田は「いよいよここまで来た。当たり前ですけど、今日は相手も来てくれたし、計量もパスできた。あとはリングに上がるだけ」と晴れやかな表情。最初に日本タイトル挑戦が決まったのが20年4月よりも、タイトルにかける思いが倍増しているだけに、「明日は必ずバンタム級を動かして、僕の時代を作りたいです」との言葉は力強かった。
一方の26歳、大嶋(7勝3KO1敗1分)はこれが初のタイトルアタック。コロナ禍で2020年3月の試合が直前で中止となり、以降はタイトルマッチ一本にかけていたため試合間隔は2年3ヶ月もあいてしまった。しかしこれを大嶋が気にすることはなく、「試合勘があろうとなかろうと、やることは一つ、勝つだけです」と必勝モードだ。
試合枯れしたとはいえ、この2年3ヶ月で心身ともに鍛え上げたという自負がある。大嶋は「この間に成長があると思うので別人だと思ってもらえれば。新しい大嶋剣心を見せられるんじゃないかと思う。はっきりした試合結果を見せるつもり」とタイトル獲得に自信を見せる。
昨年は同じ95年生まれの豊嶋亮太(OPBF&WBOアジアパシフィック・ウェルター級)、岩田翔吉(日本L・フライ級)がタイトルを獲っただけに、2022年ジム初のタイトルマッチで自らも続こうとしている。
■DANGAN note 2月5日注目試合の記事
澤田京介→ https://note.com/dangan_box/n/n6819c446a4c9
大嶋剣心→ https://note.com/dangan_box/n/n8714e729aba8
セミ 湯場海樹×近藤哲哉→ https://note.com/dangan_box/n/n04b7a785cbc6
提供:ボクシングニュース
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