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4.8WBCライト級挑戦者決定戦 吉野修一郎がスティーブンソン撃破に闘志「心を折りにいく」

  
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2023-02-08
元2階級制覇王者シャクール・スティーブンソン(米)とのWBCライト級挑戦者決定戦の決まったWBOアジアパシフィック同級王者の吉野修一郎(三迫)が7日、都内のジムで記者会見して大一番への意気込みを語った。トップランク主催のイベントは4月8日、米ニューアークのプルデンシャル・センターで開催となる。
三迫会長によると吉野は「物怖じしない性格」。期待は高まる

 吉野は17年に日本王者となって7度の防衛に成功。この間に、東洋太平洋王座、WBOアジアパシフィック王座を獲得し、このクラスの“本場”である海外進出をずっと希望してきた。待望の一戦が決まった吉野は「率直にうれしい。アメリカで試合をしたいとずっと思っていてようやくできる。この試合に勝って4団体統一チャンピオン(デビン・ヘイニー)とやりたい」と笑顔で大きな目標を口にした。

 3階級制覇を目指すスティーブンソンはスピード、テクニックに長けたサウスポーで、対戦相手選びに苦労しているとも伝えられる。トップ選手の中でもよりによってスティーブンソンとは運が悪いという声に対し、吉野は「話をもらって即決した。ライト級の上位は化け物ぞろい。それに勝たないといけないと」と断る選択肢はなかったと説明。椎野大輝トレーナーも「中途半端な相手よりスティーブンソンのほうがいいと思った」と大物との対戦を大歓迎した。

 WBC3位にランクされるスティーブンソンはリオデジャネイロ五輪銀メダリストで、プロ入り後は19戦全勝9KO。すでにWBOフェザー級、WBO・S・フェザー級と2階級制覇を達成している。体格とパワーなら16戦全勝12KO、WBC5位の吉野に分があると思われるが、戦前の予想は両者の知名度からいっても、スピードとテクニックに長けたスティーブンソンに大きく傾くことだろう。

 両者のスタイルからいって、吉野がプレッシャーをかけてスティーブンソンを削ろうとし、スティーブンソンが吉野のプレスをいなしながら精度の高いパンチを打ち込むという構図が予想される。プロで初めてサウスポーと対戦することになる吉野は「相手の心を折りにいく」、「日本には吉野がいるぞと思わせたい」と必勝を宣言。下から上げてきたスティーブンソンがライト級初戦であることは、吉野陣営にとって自信となる材料だ。

 世界の厚い壁に阻まれている中量級において、日本人選手がこれだけリターンの大きな試合に出場できるチャンスはそうあるものではない。世界を驚かせる吉野の勝利に期待が集まる。
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