2023-04-12
東日本ボクシング協会月間賞選考委員会は11日、3月の月間三賞を発表。最優秀選手賞には東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太(一力)が選ばれた。
栗原は王座返り咲きでMVP
栗原は4日、昨年9月に11回TKO負けで王座を奪われた千葉開(横浜光)とのダイレクトリマッチに挑み、強打爆発の2回TKO勝ちでリベンジに成功。王座返り咲きで3度目の同王座を獲得した。
しっかりベルトを守った堤は敢闘賞
敢闘賞は日本バンタム級王座の2度目の防衛委成功した堤聖也(角海老宝石)が選ばれた。堤はチャンピオンカーニバルで同級1位の南出仁(セレス)を寄せ付けず、2度のダウンを奪って7回TKO勝ち。世界ランカーの実力を見せつけた。
新鋭賞に輝いたのは日本ユースS・フライ級王座を獲得した山口仁也(三迫)。大東大出身の山口は高校時代に8つのタイトルを獲得して中垣龍汰朗(大橋)と空位のユース王座を争い、2-0判定で競り勝った試合が評価された。